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【書評】「仕事。」川村元気著 ~12人の巨匠に学ぶ人生観~

仕事は怠い

仕事は疲れる

という仕事観の人もいれば、

仕事は楽しい

仕事は生きがい

という仕事観の人もいます。

かく言う私の仕事(バイト)観はこんな感じ。↓↓

www.dancing-hashimoto-lab.com

そんなあらゆる仕事観が蔓延する現代、自分だけの仕事観を見つけることは難しい

しかし、自分だけの仕事観があれば、仕事が楽しくなるのは事実です。

また、1日の大半は仕事をしている人が多いと思うので、仕事を考えることは1日を考えることです。

1日を考えることは毎日のことを考えることにつながります。

そして、毎日のことを考えることは、人生について考えることです。

そんな人生を考えるうえで大切な仕事観を見つけるうえで、めちゃめちゃすごい本を見つけました。

それがコチラ↓↓

 

仕事。 (文春文庫)

仕事。 (文春文庫)

 

 これはものすごい本でした。

何がすごいかというと、まず著者。

川村元気さん

『電車男』『告白』『悪人』『モテキ』『おおかみこどもの雨と雪』『君の名は』などの映画を製作。

12年、初小説『世界から猫が消えたなら』を発表。140万部突破のベストセラー

 このようにヒット作を連発する敏腕プロデューサーです。

この川村元気さんが

私と同じ年の頃、何をしていましたか?

悩んだとき、どう乗り越えましたか?

という観点で巨匠に質問を切り込んでいきます。

そしてできたのが、この「仕事。」という1冊です。

また、巨匠たちが豪華すぎる!!!

  • 山田洋次
  • 沢木耕太郎
  • 杉本博司
  • 倉本聰
  • 秋元康
  • 宮崎駿
  • 糸井重里
  • 篠山紀信
  • 谷川俊太郎
  • 鈴木敏夫
  • 横尾忠則
  • 坂本龍一

まさに、巨匠と呼ばれる面々です。

この巨匠たちが、仕事。観について語っていきます。

その中でも、人生観がひっくり返るような名言を3つご紹介します。

人生観がひっくり返る!巨匠が語る「仕事。」観3選!

記憶に残る幕の内弁当はない by秋元康

おいしいお弁当は世の中にたくさんあります。

しかし、めちゃめちゃ記憶に残る「幕の内弁当」をあなたは知っていますか?

おそらく、ないと思います。

なぜ、記憶に残る幕の内弁当はないのか。

それは、

おいしそうなものがすべて取り入れられてしまっているから

です。

幕の内弁当は一つ一つの具がおいしかったとしても、とびぬけておいしい一品というものはありません。

また、おいしいものが何のジャンル分けもされずに、無造作に容器の中に放り込まれています。

これらの理由から、幕の内弁当は記憶に残らないのです。

記憶に残るような作品を作るためには、一つでも特化できるものを作り、その中でジャンル分けを行うことが大切だということでしょう。

 慎重に、間違っちゃいけないと思って選んだ道でも、人間は間違えてしまうもの。常に正解のほうになんか進めない。だから、間違った道を行っても、戻ってくる力さえ磨いておけばいい by秋元康

どんなに考えても考えても、正しい選択ができない時があります。

しかし、そんなことは当たり前。

人間だもの。

大事なのは、間違った選択をしたときにどうふるまうかということです。

例えば、就活。

めちゃめちゃ考えて選んだ就職先が、自分の希望のような仕事でなかったという話をよく聞きます。

そこから自分はどんな行動をとるか?が大事なんです。

就職先が間違っていても、そのまま仕事を続けるのか?

それとも、自分から行動してふさわしい仕事を探すのか?

この行動一つで人生が大きく変わってきます。

間違ってしまった時にどんな行動ができるのかを考えることが重要です。

行動の選択肢を増やすためにも、自分にしかない武器となるようなスキルを身に着けることも大事ですね。

勉強するってことは過去を知ることで、過去の真似をしないため、自分の独自の物を作りたいから勉強する by坂本龍一

 子供に

なぜ勉強をするの?

と聞かれた時に答えられますか?

自分のバイトが予備校勤務という特性上、このような質問を受けることが時々あります。

そのような時どうしても

「そんなことはいいから、とにかく勉強しろ!」

と逃げがちなんですよね。

では、なぜ勉強するのか。

坂本先生の答えは「過去の真似をしないため

勉強によって過去をしり、自分にしかない武器を作る。

それが勉強である。

ということです。

新しい物を作りだすためには、過去を知り、それに自分にしか加えられない付加価値をつけることが大事だという教訓も学び取れます。

勉強の意味を改めて考える必要がありそうです。

まとめ

一日の大半を占める仕事。

そんな仕事を考えることは、人生を考えることにつながります。

つまり、この本は人生についても教えてくれる指南書であるとも言えます。

仕事に悩んでいる人、人生に迷っている人にとって、道しるべになる1冊です。

 

仕事。 (文春文庫)

仕事。 (文春文庫)