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【書評/ナナメの夕暮れ/若林正恭】内向的な人のための処世術。

俺はもしかしたら、若林先生に似ているのかもしれない。

若林先生というのはもちろん、オードリーの若林正恭先生のことだ。

なぜこう思ったのかというと、若林先生の「ナナメの夕暮れ」を読んだから。

 

ナナメの夕暮れ

ナナメの夕暮れ

 

この本は若林先生のエッセイ集。

この1編1編に出てくる考えに、骨の髄まで共感してしまった。

例えば、若林先生は周りの目を気にしすぎてしまうと書いてあった。

それは僕も全く同じだ。

僕の場合、他人を気にしすぎるあまり、1年前、何をすればいいのかわからなくなってしまった。

夢に向かって頑張っている人がまぶしくてしょうがなかった、

羨んだ。

嫉妬した。

でも、どんなに羨んでも、自分には頑張るべき夢や目標が見つからなかった。

なんとか夢を見つけようと、自分とばかり対話が増えた。

そしたら、いつの間にか人と話すのが嫌いになっていた。

内向的人間の誕生である。

なぜこのようになってしまったのか。

本書にその答えが書いてあった。

他人の正解に自分の言動や行動を置きに行くことを続けると、自分の正解がだんだんわからなくなる

 この一文を読んだとき、首の骨が折れるかと思う程うなずいた。

めちゃめちゃ共感した。

しかし、このような内向的な人のことを一刀両断する。

他人の目を気にする人は「おとなしくて、奥手な人」などでは絶対にない。心の中で他人をバカにしまくっている、正真正銘のクソ野郎

だと。

そんなクソ野郎でも、生きていかねばならない。

クソ野郎が生きていくためのヒントが本書にはある。

内向的な人のための処世術

自分が臆病であることを認める

数多ある自己啓発書の類には「自信を持て」などと書いてある。

しかし、自分に自信を持つことは非常に難しいし、先天的なものもある。

だから、無理に自分を変えようとするのではなくて、自身の無い臆病な自分を認めてあげることから始めよう。

そこからがスタート。

 誰もやっていないことに到達する前に、「自分の特性」を経由している

自分が生きているうちに何かしらやり遂げたいという願いがある。

そんな人は、今成功している人の後を追うのではなく、「自分の特性」に合ったものに挑戦した方がいい。

そのためには、自分の特性・強みを徹底的に知っておく必要がある。

 耳の痛いことを言ってくれる信頼できる人を持つ

自分がこうだと信じているものの批判的な情報はなかなか入ってこない。

逆に、信じているものの地位を確立する情報だけが入ってくる。

だから、それを批判する、耳の痛いことを言ってくれる人の存在はめちゃめちゃ大事。

遠ざけたくなるような人が、本当は大事な人かもしれない。

 内向的な同志たちへのメッセージ

内向的な人は、自分のことを第一に考えてしまう。

もちろんそれは僕も。

そのせいで、本当は楽しい道かもしれないのに、一歩が踏み出せないことがある。

「他人に笑われるかもしれない」と思ってしまうからだ。

でも、その悩む時間がもったいない。

本当に楽しいと思える時間を過ごしたいと心から思う。

世界の見え方は、どんな偉人であれ、悪人であれ、思い込みに他ならない。
肝心なのは”どう思い込むか”

ナナメの夕暮れ

ナナメの夕暮れ