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【レビュー】amazarashi/リビングデッド【全ての原因は僕自身だ。言葉を取り戻せ】 

言いたくても、言えなかったことがある。

好きな人への告白。

嫌なものを嫌だと言うこと。

やりたいことをやりたいということ。

これらがどうしても出来ないときがある。

なぜだろう。

それは、自分自身に「検閲」がかけられているからだ。

「検閲」とは、「これをしちゃダメ」「あれもしちゃダメ」「これをしたらバカにされる」と自分を制限してしまうことだ。

誰かが言った常識・当たり前・期待が、僕たち自身に「検閲」をかけている。

その検閲は、年をとればとるほど、厳しくなる。

いつの間にか、検閲を恐れるだけの人間になってしまっているのだ。

さて、この検閲をかけたのは誰だろう。

親だろうか。

友人だろうか。

それとも、社会全体が犯人なのだろうか。

では、いつ検閲がかかったんだろう?

答えは、自分自身だ。

自分で、自分自身にたった今、「検閲」をかけているのだ。

amazarashiはそんな「検閲」を体現する。

 amazarashiのニューシングル「リビングデッド」を聞いた。 

リビングデッド(特典なし)

リビングデッド(特典なし)

 

 amazarashiとは

青森県在住の秋田ひろむを中心とするバンド。

日常に降りかかる悲しみや苦しみを雨に例え、僕らは雨曝だが「それでも」というところから名づけられたこのバンドは、「アンチニヒリズム」をコンセプトに掲げ、絶望の中から希望を見出す辛辣な詩世界を持ち、前編スクリーンをステージ前に張ったままタイポグラフィーと映像を映し出し行われる独自のライブを展開する。

3DCGアニメーションを使ったMVは文化庁メディア芸術祭で優秀賞を受賞するなど国内外で高く評価されている。

また、リリースされるCDには楽曲と同タイトルの詩が付属されている

amazarashi official HP | biography より抜粋

「リビングデッド」に収録されている曲は3曲。

  1. リビングデッド
  2. 月が綺麗
  3. 独白(検閲済み)

この中で注目したいのが、「独白(検閲済み)」

この「独白(検閲済み)」は歌詞を聞くことができない。

歌詞カードを開いても、歌詞が隠されている。

CDを流してみても、歌詞が聞こえないようになっている。

まるで、言いたいことをひた隠しにしている自分のようだ。

この曲からは、

いつからそんなに自分を縛るようになったんだ?

お前の言葉はどこに行った?

というメッセージが聞こえてくる。

「検閲」を解除し、自分の言葉を取り戻すための戦いの歌。

それがamazarashiの「リビングデッド」だ。

言葉を取り戻せ

リビングデッド(特典なし)

リビングデッド(特典なし)