アタマの回転が遅い。
ずっと前からそうだと言われれば、その通りなのかもしれないけれども、最近顕著に頭の回転が良くない気がする。
質問されても、パッと答えられない。
説明しろと言われるとしどろもどろになってしまう。
せめて、アイデアぐらい、良い物を出したいもんだ。
そう考えて、「考具」を読んだ。

- 作者: 加藤昌治
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 2003/04/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 37人 クリック: 305回
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「考具」とは、考えるための道具のこと。
考えるための道具があると、意識が変わり、アイデアが出やすくなるらしい。
本当だろうか…?
「考具」に載っている方法を実際に試してみた。
考具を試す前に…
考具を試す前に、アイデアを生み出すためのマインドを身に着けなければならない。
そのマインドは2つある。
1つ目は
「何を」「どうする」ここまでをセットで考える習慣を持とう
ということ。
「何を」「どうする」この2つが合わさってアイデアだ。
2つ目は
まずは「わがまま」になってください
「自分はああしたい」
「もっとこうだったらいいのに」
と考えることはアイデアの源泉になる。
自分の心の声に敏感になろう。
考具を試してみた
マインドを身に着けたところで、実際に「考具」を試してみよう。
今回試してみる考具は2つ。
- カラーバス
- マンダラアート
この2つでアイデアは本当に生まれるのだろうか。
1.カラーバス
カラーバスとはcolor bath、つまり「色を浴びる」ということだそうだ。
方法は、何気ない風景の中で、意識するものを一つ決めておくというもの。
特に色を意識するとやりやすいようだ。
実際に、カラーバスをしながら町を歩いてみた。
テーマカラーは「青」
するとなんということだろう。
面白い発見をすることができた。
町中には青色はたくさんあり、その青色には規則があるのだ。
それは、
町中にある青の近くには、必ずと言っていいほど赤がある
ということ。
このことから、
赤と青の親和性が高いこと・あるものを目立たせるためには目立ちにくいものを隣に置くとよいことなどのアイデアが浮かんできた。
自分が目立ちたいなら、地味な人を隣においておけばいいのではないか…?といういいアイデア(邪念)も湧いた。ただ自分より地味な人をあまり思いつかない
カラーバスはアイデアを思いつくために期待できるかもしれない…!
2.マンダラアート
マンダラアートとは、
(アイデアを)一直線ではなく四方八方、放射状に展開していく
考具のこと。
実際のフォーマットがコチラ↓↓
使い方は、
- 真ん中のセルにテーマを書く
- テーマに関連したキーワードを周りのセルに書き込んでいく
たったこれだけ。
本当にアイデアなんて出てくるのかな?
それでは、実際に僕の永遠の課題「理想のブログ」についてマンダラアートで考えてみた。
すると…
という感じに。
(テーマはオレンジで塗ってあります。)
とはいえ、これでは内容が薄すぎるので、さらにマンダラアートで掘り下げていく。
「面白いブログ」のジャンルはこんな感じ。
「笑いのセンス」とか「演出」とかまだ深められそう。
「勉強になる」ジャンル。
「キャラが立ってるブログ」ジャンル。
序盤は好きなブロガーさんw
「好きなブログ」ジャンル。
完全に主観w
全部おすすめブログなので、ぜひ読んでみてくださいw
「見た目がいいブログ」ジャンル。
個人的にこれから勉強していきたいところ。
「PV数が多いブログ」ジャンル。
理想 of 理想
「読みやすいブログ」ジャンル。
「見た目がいい」ジャンルの上位互換www
というわけで、マンダラアートで自分が目指す理想のブログ像を考えてみた。
理想のブログ作成のために、実践したいことをまとめると、
- 誰もやっていないことをする
- キャラを確立する
- 読んでくれる人の生活がより良いものになるような記事を書く
- 生きていきやすくなるような記事を書く
- 「なるほど~!」って思ってもらう
- マーケティング・ブランディングをする
- HTML/CSSの調整をする
- 文章力を上げる
という課題が浮かびあがってきた。
…頑張るぞ!
まとめ
今回は2つの考具「カラーバス」と「マンダラアート」を試してみた。
「カラーバス」では、普段意識していない風景が見えるようになった。
「マンダラアート」では、理想のブログについて考察を進めていく中で、自分のブログの課題に気づくことができた。
それぞれの考具が、それぞれの良さを持っている。
その良さを生かし、アイデアを生み出すのは自分次第だ。
そして、考具をたくさん持っていれば持っているほど、世界は広がる。
その他にもたくさんの考具が本書には載っている。
アイデアに行き詰まる人、世界を広げたい人にぜひおすすめしたい本だ。

- 作者: 加藤昌治
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 2003/04/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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